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【じょうじ】地下鉄を舞台に繰り広げられた人間vs虫の戦い。テラフォーマーズかよってレベルで虫がヤバイ・・・

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浄化槽管理士をしていた人がTwitterで語る、過去本当に起こった虫vsヒトの戦い

夜中に地上のバキュームカーから長~いホースを手で引っ張って繋げながら、最下層の雑廃槽まで行きます。
また、酸欠防止の送風機やら工具やらいろいろ持っていきます。
…んで、雑廃槽などから汚泥などを吸い上げたり、ポンプのメンテをしたりします。

まぁバキュームカーでお気付きの方もいるでしょうが『臭い・汚い・カッコ悪い』の3Kな仕事なワケです。(笑)
…で、その雑廃槽やらは、汚物・ジメジメ・人は滅多に来ない…の条件を兼ね備えている為、虫が繁殖するんですよね。
いつ行っても虫天国なワケです。
でもきゃつらは逃げ足は超早い。

とは言え、我々とてプロフェッショナル。
業務用ウルトラスーパー殺虫剤を各種取り揃えてあるワケです。
吊り下げ型から、噴霧型、地面・壁面設置型…なんでもござれ。
『どんな虫でもかかって来いや!』
『人間様の文明力・科学力・叡知の力(誤解)を見せてやるわ!』
ってな感じだったワケです。

そして闘いが始まりました。
『食らえ!業務用ウルトラスーパー殺虫剤っ!(長)』
『ここを地雷源とするっ!(設置型)』
『汚物は消毒だー!(違)』
『ヒャッハー!逃げる虫は妖怪だ!逃げない虫は訓練された妖怪だー!』
『圧倒的ではないか!我が軍はっ!!』
確かに人間側の圧倒的勝利(?)でした。

この人間側の快進撃は一年ほど続きました。
ところがある日、とある地下鉄の管理人から電話があったのです。
『この間、浄化槽清掃と害虫駆除を頼んだのだけど、虫がまだ沢山いるんだ!何とかしてくれ!』と。
社内特殊部隊(笑)に不穏な空気が流れました。
とにかく現場に急行です。

確かに管理人さんの言う通り、全然害虫が減ってないのです。
増えてなかったのは救いでしたが、これではプロフェッショナルの面目丸潰れです。
ただ出動しておきながら何もしないワケにもいかないので、再度戦闘に。
ところが…

『隊長!業務用ウルトラスーパー殺虫剤(長)が効きませんっ!』
『な、何ぃっ!そんなバカなっ!?』
『動きは遅くなりますが、殺せません!』
『じ、人類の科学がっ!叡知が…負けるだと!?』
『押されています!命令を!』
『たっ退却っ!たいきゃくぅ~!』
…人間側初の(?)敗走でした。

ちなみに当時の俺は新米兵士。
命令より前に逃げ出していました。(笑)
勿論、後で怒られました。
…お前らだって逃げたじゃねぇかよ。(泣)

このままではプロフェッショナル(笑)のプライドも、会社の評判的にも大問題です。
空港や地下鉄は大口の顧客なので、失敗は許されないのです。
万が一、害虫が地下鉄の人が居るエリアにまで出てきたら、それこそいろんな意味で大変な事になります。
…そこで、作戦会議が開かれました。

対抗手段として、
『ギャラクティカマグナム殺虫剤(爆)』
の使用許可が下りました。(笑)
当時最強の殺虫剤でしたが、人体にも効く為に(怖)使用許可はまず出ない代物…。
正に人間側のリーサルウェポンにして諸刃の剣です。
まさかコレを使うところを見れるとは…というのは不謹慎?(苦笑)

『ゲホッゲホッ!』
『やった…のか?』
『皆、無事か!?』
『やべぇ、気持ちわりぃ…』
『こりゃマジ死ぬ、一旦地上へ…』



しかし、またもや俺は指示を待たずに退却していました。
あんな毒ガスに付き合ってられっかっつーの。(笑)

隊員は皆マスクをしていましたが、社長がマキシマムケチだった為に安物しか無く(悲)、毒ガスが一部貫通したようでした。
俺は距離を取っていた(逃げた)せいか大丈夫でしたが…。
まともに動けるのが俺だけになってしまった為、送風機で撹拌後に確認しに行く事に…。

…もはや、そこに命はありませんでした。
まさに『グラウンド・ゼロ』って感じです。
虫たちの死骸がそこらじゅうに落ちていました。
『俺達は勝った(逃げたケド)のか…でも、これはちょっと酷すぎないか?』
俺はただそう思うしかありませんでした。
…その時!

配水管の側を何かが動いたのです!
『ま、まさか…!?(恐)』
ハエでした。
それと小さな羽虫とゴキブリ(?)が。
総数ほんの3・4匹でしたが、今までに薬物耐性を積み重ねてきた虫たちは、人間最強のギャラクティカマグナム殺虫剤にすら耐え抜いたのです!(驚愕)

ただ、とりあえずではあるものの撃滅作戦自体は成功。
あの生き残った虫たちは気になりましたが、報告書を書いて帰路につきました。
『メンツも保てたし、まぁいっか。』



そう考えていた時期が…俺にもありました。(笑)

あの『グラウンド・ゼロ』事件から半年後、また件の管理人から電話が来たのです。
しかもかなり怖がっているのです。
『あの時はお世話になりました…。あ、あの、また虫が…出まして。いやその…ちょっと変なんです…虫が。またお願い出来ませんか?』
要領を得ない内容だったが、行ってみる事に。

行ってみると、また虫が出てきていました。
しかし、数自体は『まぁこのくらいなら呼ぶ人もいるかもなぁ』くらいの数なのです。
『雑廃槽ならこのくらいは出ますよ』
先輩が言うと、
『虫を良~く見て下さい』
と管理人。
『…?』
良~く見てみると…

虫の甲羅(?)が明らかに厚くなっており、そのせいか個体の大きさもちょっと大きくなってるのです。
なのに動きは早く…と言うか、フェイント(?)まで使うのです。(マジで)
(コレ…またギャラクティカコースちゃうんけ…)
そう思いつつ、
『い、一度本社に戻りませんと…』とお茶を濁す先輩。

…で、戻って社長に報告したら、
『あぁ、じゃあまたアレ使うか(ニコッ)』と『今だけ何とかすれば良い』みたいな事を言い出す始末。(鬱)
流石の先輩たちも嫌がったが、結局は業務命令って感じで使う事になってしまったのです。



しかも2回も。
まるで原爆だぜ。

諸刃の剣とは一度使ってしまうと病み付きになるのか、滅多に使わないはずのギャラクティカ(略)を連発し、撃滅作戦パート2は完了。
流石に今回は高級マスクを買って貰い(ただし2個だけw)、行動不能者は出さずに済みました。
地下鉄管理人もホッとした様子だったのです。

だが…撃滅作戦パート2から1ヶ月くらい経った頃、今度は地下鉄の駅長から電話が来たのです!
何でもまた虫が出たそうで、要するに『お前らには任せておけん!』みたいな内容だった様子で、応対した社長がペコペコしてました。
結局、浄化槽管理はウチがやるけど、害虫駆除は別会社に…で手打ち。

今さらだけど、ウチの会社のメインは浄化槽管理。
害虫駆除の専門家…なワケではない。
ただ、浄化槽管理であれ害虫駆除であれ専門家もピンキリなワケだが、駅長はその道の害虫駆除エリート(?)にお願いしたのだった。
しかも時を同じくして『ギガ・ギャラクティカマグナム殺虫剤』が新発売に…。

どの辺が『ギガ』なのかと思い、裏を見てみたら『駆除力50%アップ(当社比)』『…なのに臭いはマイルドに』とか書いてある。(爆笑)
業務用で臭い気にしてどーすんだ!
そりゃ臭わない方が良いケドさ。

それに良く見たら、臭いがマイルド(笑)になった割には人体への威力はちゃんと50%増しらしい。
『コレは最早、化学兵器ではないのか』
…本気でそう思った俺が居た。(汗)
どうやら社長はコレを使って、信用を取り戻すつもりらしかった。

…とは言ったものの、元々はこっちの不手際が原因で仕事を干されたワケで、社長もチャンスを伺っている感じでした。
でも俺は『いい加減、もう殺虫剤じゃ無理じゃね?』と思い始めていた…っつーか、ギャラクティカマグナム殺虫剤には懲りた。(笑)
そんな悶々とした日々を過ごしていたが…

しばらくして、とうとう例のエリート害虫駆除会社が動き出したと噂に聞いて管理人さんに話を聞いてみたのだが、やっぱり『ギガ(略)』を使ったそうな。
先手を打たれた社長涙目。(笑)



ところが…と言うか、やっぱり効果的ではなかったようなのだ。
駅長がキレてたらしい。(爆)

問題なのは、その後にエリート達は『酸性の液体やガス』を使ったらしいのだ。
確かに効果はあったようだが、俺達が最初にギャラクティカを使った時と同じようなパターンで、しばらくしたらまた出てきてしまったそうなのだ。
…勿論『酸耐性付き』で。(汗)
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

それに酸を使ったせいで配管やら何やらが傷みやすくなってしまい、この作戦は急遽中止に。
巷で言う『エリート』って本当は頭が悪いのかも知れない。(汗)
その後も『火を使ってはどうか?』とか『違うガスなら…』とか言っていたそうな。



…死ぬ気か。(笑)

でも管理人さんは諦めず、逆にエリートに撤退されて半ば諦めムードだった駅長に『もう一度、彼等(ウチの会社)にお願いしてみませんか』と持ちかけてくれたのです。
管理人さんはこの件に情熱(?)を持っていたのか…或いは長い闘いに終止符を打ちたかったのか。
しかし!それが駅長を動かした!(笑)

それでウチの社長はホクホク。
社員はイライラ。(汗)
結局、振り出しに戻ってしまいました。
…んで、本気の作戦会議が始まった。
いろいろ意見は出たものの、
『殺虫剤使うのは止めよう。』
ってのは一致していた。(笑)
勿論、通常の殺虫剤は使ってたけど、強力なヤツね。

最終的にどうしたかと言うと…。
『放置』しました。(爆心地)



…と言うのも、結局薬では勝ち目がないって結論になったのです。
もうね、繁殖させるだけさせてみたんですよ。
最低限のメンテはやって。
一時は大変な事になりましたけど、虫がエリア外に出そうになったら物理で殴る!(笑)

まぁ本当に殴るんじゃなく一定のエリアまでは繁殖OKって事にして、隔離したんです。
(叩き潰した事もあったけど)
そしたらですね、自然に治まっていったんですよ。
時間はそれなりにかかったものの、生態系みたいなのが勝手にできたみたいで、蜘蛛の巣とかは酷いけど害虫が減ったんです。

最初は駅長もちょっと嫌な顔してたけど、沈静化してからは態度が豹変。(ヒドイ)
管理人さんも落ち着いて、社長もホクホク!
ハッピーエンド!
( ´ー`).。o○



…と思うじゃん?
ところがです。
あの虫たち…大きさとか薬物耐性は、そのままなのよ。

もし、あのままの路線で薬物を使い続けたりしてたら…と思うとゾッとします。
このツイートは多少の脚色(殺虫剤の名称とかね)はあるものの、概ね俺の体験談です。
良かったら、地下鉄に居る時には思い出して下さい。
『自分の足下には、薬の効かない怪物たちがいる事』を。

また地下鉄や空港で俺達がWCを使った際、その汚染水は雑廃槽に流れていきます。
…そう、あの虫たちが居る所です。
俺達は食べ物や薬を色々と飲んでいますよね?
現代では、口に入れるモノのかなりの部分に化学物質が入ってます…薬なんて最たるものでしょう。

それらは体内で役目を終えると排泄される。
その行きつく所に、あの虫たちが居る…。
ギャラ(略)程のパワーは無くても、それは虫たちを少しずつ強化しているはずなんです。
虫たちがどんな変化をしていくのかは、俺達にかかっていると言っても過言ではないです。
忘れてはいけない事だと思います。

引用元: Twitter


みんなの反応

EDF!!EDF!!!EDF!.

面白がっている場合じゃないレベルの話ですよね(^^;)

面白かったけど耐性持ちの新種ほど怖いものはない。いつバイオハザードが起きても不思議じゃないですね。


うわぁ。。。。。
完全にミミックだよね、映画の。。。
歌舞伎町のゴキブリに角が生えて、ゴミ袋を破るために進化した、みたいな話見たけどアレどうなったんだろう。
ライフサイクルの短い、早い動物はそりゃ進化速度は段違いって理屈は、パラサイト・イヴなんかも想起しますね。
地下の虫って、、、、見た事もない様な奴らがいっぱいいそう。。。。

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